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「TIME OUT!」 佐野元春
「僕は、同世代に向けて音楽を作っている」とはっきり言う達郎さんと異なり、佐野元春の若い世代に向ける眼差しは、とてもやさしかった。

「ロック・キッズ」

彼は、わたしたちをそう呼んだ。

山あいに住んでいたわたしは、ラジカセのアンテナを握りしめ、聴こえてくる佐野さんの声に、懸命に耳を傾けた。

佐野さんは、いつもピンと張りつめ、壊れそうに危なげだったが、三十代半ばで、「TIME OUT!」という、いい具合に力の抜けたアルバムを作った。
一曲目のタイトルは、「ぼくは大人になった」。

まだ1-2-3 くりかえしてる いつだって 震えが止まらない

二十代前半、佐野さんは、「ガラスのジェネレーション」で、「つまらない大人にはなりたくない」と叫んだ。
それから約十年後、「ぼくは大人になった」と穏やかに肯定したのは、大人になっても変わらず、「世界中ペパーミントブルー」で、「とてもいかしてる」ことに気づいたからではないだろうか。

大人になるとは、自分の中に、少年を抱いていることだ。

Time Out!
Time Out!

Heart Beat
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