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「プライドと偏見」
評価:
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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 3,599
(2006-11-30)

JUGEMテーマ:映画

おもしろい!!

「顔を合わせれば喧嘩ばかりの二人が、次第にわかり合い、愛し合う」

って、これ、ちょっと間違えるとベタなメロドラマになってしまうところだが、この映画は、「藝術」として持ちこたえていると思う。

自分の意見を持ち、妥協を自らに許さないエリザベスのような人間と、俗物の塊のようなエリザベスの母や妹たちのような人間の形作る「世間」を、巧みな人物造形で描いている。
こういった小説を生み出したイギリスの社会基盤を、羨ましく思う。

エリザベス役のキーラ・ナイトレイは、気が強そうで、キリッとしていて、よかった。
ドナルド・サザーランドの演じる、鷹揚だけれど批評眼を持った父親、威圧感たっぷりのキャサリン夫人役のジュディ・ディンチらが、脇をしっかり固めていた。

そして、ダーシー役の俳優がよかった。
初めて見る顔で、名前さえわからないけれど、ダーシー役にぴったりだったのではないだろうか。
よく、ヨーロッパの小説で、賢さのあらわれとして「広い額」という形容があるけれど、これのことだ、と、ダーシー役の俳優を見て思った。
濃い栗色の髪に、もの思いがちに深い瞳。
ヨーロッパ文学の悩み多き主人公を、なんでも演じられそうだ。
『戦争と平和』のアンドレイ、『復活』のネフリュードフ、『モンテ・クリスト伯』のエドモン・ダンデス・・・・・・。
見てみたい。
(俳優の名は、マシュー・マクファディンであった。
あとで経歴をチェックしたら、「王立演劇学校」出身、「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」所属だとか。
やっぱり。そんな感じがした。)


この映画を見て以来、わたしは、ジェーン・オースティンにはまっている。
『分別と多感』を読み終え、『マンスフィールド・パーク』を読んでいるところ。
図書館で借りているのだけれど、『高慢と偏見』は、貸出中。
人気があるようだ。
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