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「崖の上のポニョ」
評価:
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ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
¥ 3,470
(2009-07-03)

 JUGEMテーマ:映画

こぢんまりした仕上がり。
近年の宮崎作品が大仕掛けだったので、余計にそう感じたのかも。

「千と千尋の神隠し」より「となりのトトロ」、
「ハウルの動く城」より「天空の城ラピュタ」
「もののけ姫」より「魔女の宅急便」を好ましく思うわたしとしては、あれこれ詰め込んで大掛かりなわりに、空疎で楽しみの少なかった近年の傾向に、これでひとまず歯止めがかかったかと、少しほっとした。

細部の描写は、さすがにリアルであり、アニメ的にオーバーで優れている。
宗助が、ポニョを入れたバケツを手に、「いいもの持ってるか」とおばあさんたちに訊くところが好き。
お年寄りたちと宗助ちゃんの場面は、とてもやさしい。
世界のすべてがこうだったらいいのに、と思う。

宮崎駿監督でいえば、上に挙げた三つの映画が好きだけれど、スタジオジブリには、「耳をすませば」という佳作がある。
「耳をすませば」の原作を読んだことはないが、柊あおいといえば、「りぼん」に連載されていた『星の瞳のシルエット』を、中学生の頃、夢中で読んだ。
そんなわたしが「耳をすませば」の映画を観て思うのは、柊あおいの原作の雰囲気を壊さず、いい形でアニメーションにしているだろうな、ということ。
「耳をすませば」を観た多くの元少女たちが、「雫はわたしだ」と叫んだに違いない。
監督の近藤喜文氏は、この一作のみで、お亡くなりになった。惜しい。

ポニョの身元引受人になる「宗助」の名が、漱石の『門』から来ているとは、何かで聞いた。
その重みは、承知している。
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