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「雨あがる」
浪人・三沢伊兵衛は、とある城下で、藩士同士の喧嘩を止めた技量が見込まれ、剣術指南役に望まれる。
お城から宿に迎えが来て、「こんな身なりでは」と慌てる伊兵衛に、妻は黙って裃を差し出す。
なんて素敵な女性。

「グレン・ミラー物語」という映画に、よく似た場面があった。
グレン・ミラーが念願の楽団を友人たちとやっと立ち上げ、ツアーに出ようとするが、先立つ資金がなく頭を抱えていた。そこへ妻がヘソクリを持ってきて、「使って」と渡す。貧しい暮らしの中で、よくこれほどの、という額がそこにあり、夫は呆気にとられつつ、妻に惚れ直す。

わたしも、いざというときに、さらりとこういうことのできる妻になりたいと思ったものである。

伊兵衛は、会社組織の中で苦労するサラリーマンみたいに見え、それがそのまま現代への警句になっている。
また、彼は、社会的には不遇でも、同じ方を見て歩んで行ける賢い妻を得て幸運である。

そして遂に、よき理解者となる殿様に出逢える予感・・・。
三船史郎演じるこの殿様、声が三船敏郎にそっくり。声って、遺伝するものだなあ。

雨あがる
雨あがる
寺尾聰

グレン・ミラー物語
グレン・ミラー物語
ジェームス・スチュアート
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