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「スター80」
1980年に起こった「プレイメイト殺人事件」の映画化。

ポール・シュナイダー(エリック・ロバーツ)が、妻であるドロシー・ストラットン(マリエル・ヘミングウェイ)を殺害したところから映画ははじまる。
実際の事件の映画化らしく、関係者のインタビュー(役者が演じている)を交え、なぜポールはドロシーを殺したか、二人の出逢いから最期までが、フラッシュバックで描かれる。

ドロシーを殺害した直後の、精神的にイッちゃってるポールの顔と、ドロシーのきれいなヌードのピンナップ、そして関係者の証言が、各々短いカットで繰り返される冒頭に、緊迫感がある。

野心はあるのだけれど、実力がなく、うわべばかり気にするポールを、エリック・ロバーツ(若い! 細い!)が、この上なくインチキ臭く演じていた。
口髭って、どうしてあんなにもうさんくさく見えるのだろうか。

マリエル・ヘミングウェイは、大根芝居っぽいのだが、この映画の中では、男のいいなりになるおとなしい女の子の感じが出ている。

ポールのマネージメントするのは、ストリップというでもない、何というのだろうあれは、風俗店ぽいところ。
そこで、肌も露わなグラマー女性やマッチョ男性たちがビニールプールに飛び込み、水の滴る状態になり、お客は大盛り上がりする。
音楽は、ビレッジ・シンガーズ。
ボブ・フォッシーっぽい隠微さが、画面から漂う。

映画は、これでもかとポールのサイコ性を映し出し、冒頭の場面に戻る。

ドロシーは甘かった。
ポールの異常性を過小に判断してしまった。
しかしこの事件は、ポールが異常だったから、で片付けていいとは思わない。
昨今の日本でも、同様の事件が頻繁に起きているではないか。

「愛するがゆえに殺す」ことをテーマに、様々な創作が過去にあったが、実際の事件を見聞きし、それらが我々の生活する日常の社会に平気で存在する現実を知ると、美学的関心で安易にかようなテーマに手を染めるべきではない、と、強く思う。
評価:
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ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 389
(2002-04-05)

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