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「150 Best House Ideas」


ソファにテーブル、キッチンにダイニングセット、食材まで写っていながら、生活感の徹底的に排除された、世界各地の住宅写真は、見る者を、別世界へ連れて行ってくれる。
現実に存在し、人が住んでいるのが、容易には信じられない、600ページにわたる「超現実」住宅の数々。

「Waterfront」の章にある、「4×4 house」は、大きな開口の真下に、砂浜と漣!
岸壁ではない。津波が来たら、ひとたまりもないだろう。
Locationは、なんと「Kobe, Japan」。
この写真を撮影したのは、阪神・淡路大震災の前だろうか、後だろうか・・・・・・。
海に面した地域に暮らしているわたしなどは、家を建てる際、津波の到達しなそうな土地を探したものだが、この本に掲載されている住宅の施主たちは、わたしのような小市民とは発想が違うようである。

「Countryside」の一軒目は、アリゾナのサボテンばかり生えている枯地に、ポツンと建つモダンな家。
ほんとにここで暮らしてるの?と写真に向かって問いかけたくなる。

ハワイの、見渡す限り溶岩、というところにも、モダンな家が。
窓から見える風景は、見事にチャコールグレーに沈んでいる。
圧巻。
そして、痛そう。

この本の住宅写真の数々は、洋服でいえば、オートクチュールのショーだと思う。
現実離れしているけれど、見るものを興奮させ、インスピレーションを与えてやまない。
一冊の中に、究極の住宅(その立地も含め)とでもいうべき、気鋭の建築デザインが、凝縮されている。


真っ白い壁とコンクリートの床、大理石のキッチンワークトップ、六メートルくらいありそうな高い天井の家を見ていたら、その硬質な空間に自分をイメージし、心細くなってしまい、自分は小市民であるなあ、と実感させらた。
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